酒折連歌
近況報告に名を借りて、性懲りもなく自慢話をひとつ。
山梨学院大学が主催している「酒折連歌」という催しに応募したところ、入選しました。もっとも、上位入選ではなく「次点」という名の入選ですが、38,779首の応募があった中での100点ですから、競争率ではちょっとしたものではあります。
出題された五七七の上の句に下の句五七七を付けるというもので、出題は3題あったのですが、私が入選したのは、
「繰り返す 大波小波 ふなべりの音」という題に対し
「入日いま 海に溶け込む 補陀落渡海」と付けたものです。
以上PRを兼ねて御報告まで。
補陀落(ふだらく):インドの南海岸にあり、観世音菩薩の住所という山。日本では紀州那智山などに擬する。(広辞苑より)
補陀落渡海:補陀落を目指して、小舟で単身海を渡ろうとすること。中世、熊野灘や足摺岬から試みられた。(広辞苑より)