2011-01-01から1年間の記事一覧

[年賀状]

平成24年年賀状

年頭に当たり、皆々様のますますの御健勝と御発展をお祈り申し上げますとともに、今後とも変わらぬ御厚誼を賜りますようお願い申し上げます。[近況]さしたる変化もない日常ですが、年齢相応にまずは元気に日を送っております。幸い大震災の影響はなかった…

電報(スペース・マガジン12月号)

例によって、スペース・マガジン(日立市で刊行されているタウン誌)からの転載である。 [愚想管見] 電報 西中眞二郎 昔は電報に頼ることが多かった。費用節約のため、なるべく字数を少なくしようといろいろな工夫がされたようだが、大学合格通知の「サク…

題詠100首・百人一首「あとの祭}

題詠100首・百人一首「あとの祭」 昨日12月4日のブログに、「題詠100首・百人一首」を載せた。結構苦労もしたが、何が出て来るかと思いつつの楽しい作業でもあった。皆様へのお詫びや釈明などは、その前々日2日のブログに書いているので、その繰返…

[題詠100首百人一首]

題詠100首百人一首

題詠100首百人一首 001:初(足知) マフラーを髪にも巻いた寒がりのあなたを胸に仕舞った初冬 002:幸(新藤ゆゆ) おたまじゃくしをすくうみたいに幸せな指のかたちに折りまげてみる 003:細(ちょろ玉) 黒板を君はメガネをかけて見る 僕は細…

題詠100首百人一首前夜祭

題詠100首・百人一首前夜祭(又は前々夜祭又は前々々夜祭) 題詠100首の勝手な選歌を続けて参りましたが、それを土台にしてこれまで同様百人一首を作る積りだということは、既に申し上げた通りです。現在鋭意準備作業を進めておりますが、まだ選定作業…

題詠100首選歌集(その72=最終版)

選歌もやっと終わりました。これから百人一首の作業に入ります。選定の前段階の整理を終えた上で、明日あたり例年通り「前夜祭」を載せ、本体はその1日か2日後になるのだろうと思います。 何の権威もない至って勝手気ままな選歌でしたが、これまでお付合い…

題詠100首選歌集(その70&71)

1年近く続いた題詠100首も昨日で締切となった。もっとも、主催者の五十嵐さんが熱を出されたようで、まだサイト上での物理的な締切はされていないようだが、いずれにせよこれでゴールというわけだ。皆様お疲れさまでした。 これで最後ということで、在庫…

題詠100首選歌集(その68&69)

泣いても笑っても最終日。今日はおそらく後2つくらいの選歌集を作ることになるのだろうと思う。また、その程度のラストスパートは期待したいところだ。(17:40記) 選歌集・その68 044:護(151〜175) (藤野唯)だめなひとばかりを好きにな…

題詠100首選歌集(その66&67)

締切まであと1日ともなれば、さすがに投稿のペースが速まって来た。この分だと、「その67」も今日中にまとまるのかも知れない。(15:18記) 選歌集・その66 019:層(208〜232) (夏嶋真子)臨終に間に合わなくて「さよなら」が成層圏を漂っ…

題詠100首選歌集(その65)

選歌集・その65 004:まさか(258〜282) (奈良絵里子)「まさかあの子が」ってわざと大袈裟にはしゃぐわたしの声が醜い (きさらぎ) テレビでは警察手帳舞い踊りいつもの「まさか」を経て終わりゆく (粉粧楼)疑いは重なるごとに鮮やかでまさかの重…

題詠100首選歌集(その64)

選歌集・その64 027:水(177〜201) (粉粧楼) 水彩画みたいな色に変わりゆく君だけいないあの年の夏 (小林ちい) 水色はあいつが似合うと言った色くたびれたシャツたたまず捨てる 028:説(177〜201) (ひぐらしひなつ) 読みさしのままの…

題詠100首選歌集(その63)

選歌集・その63 009:寒(235〜259) (豆野ふく)肌寒い風に暦を示すように翻し行く春色スカート (はせがわゆづ)初雪を待つ夕暮れに寒椿の散るその時をじっとみていた (樹)寒ブリを下げてうちまで来る人の肩にも雪はつもっただろう 038:抱(160…