2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

題詠100首選歌集(その38&39)

いよいよ最終日。ほとんど1日出掛けていたので、これから残りの選歌をしなければならない。10題という選歌集の単位は、あと1つか2つくらいにはなるのだろうが、どうせ今日中に全部浚い尽くすことは無理だろうから、やれるところまでやって、後は明日任…

題詠100首選歌集(その37)

考えてみれば、締切まで余すところあと1日。この分だと、完走者が100人に達するかどうか、少々心細くなって来た。その場合に恒例の「百人一首」をどうやって作れば良いのか、例えば第90まで走った人を対象とするのか等々、いずれにせよ、結果が出てか…

題詠100首選歌集(その36)

選歌集・その36 042:若(76〜100) (村木美月)もう若くないからという理由にて遠慮しながら引くアイライン (ワンコ山田)箱舟に乗る人類を募ります<恋愛ができる方若干名> 052:ダブル(77〜101) (美亜)いつかまた一人になる日の練習にダブ…

題詠100首選歌集(その35)

選歌集・その35 019:同じ(101〜125) (白亜)同じ道行くことはなき友の背に緋色のひかりの流れゆく見ゆ (青山みのり)ひとつにはなれないけれど手をつなぎ同じ匂いの潮風の中 038:イエス(76〜100) (白亜)初時雨 イエスタデイズの旋律は…

題詠100首選歌集(その34)

選歌集・その34 017:彼(101〜125) (今泉洋子)夭折の友を想へば彼岸花不意打のごと咲き初めにけり (白亜)右手から絵筆をそろりと解き放ちつかのま泳ぐ彼のてのひら (ワンコ山田)彼女だと言われたっきり彼っぽいこと何も無いそれはそれでいい 0…

題詠100首選歌集(その33)

終盤近くなって、投稿のペースも少し上がって来たようで、ややほっとしているところだ。百人一首が何とか作れるくらいには増えて欲しいものだが・・・。 なお、この数日来触れている私のパソコンのメールの話、どうやら元に戻ったようで、とりあえず一安心だ…

[声]

目に余る人事の私物化(朝日新聞「声」掲載)

11月14日の朝日新聞東京本社版の「声」に私の投稿が掲載されたので転載する。掲載されたものは多少内容が変わっているが、ここでは私の投稿した原文を載せることにする。 なお、末尾にある内閣法制局長官人事と集団的自衛権の有識者人事に関する私見はい…

題詠100首選歌集(その32)

題詠100首、なかなか投稿が進まないようで、例年より大分遅れている。この分だと完走者が100人に届くかどうかも心配だし、そうなると百人一首の方法も再検討しなければならないのかも知れない。いずれにせよ、もうしばらく様子を見るしかあるまい。 な…

メール不通のお知らせ→訂正

皆々様 西中眞二郎 どういうわけか、昨日から私のパソコンのメールが不調になり、送信はできるのですが、受信が不可能になりました。同じアドレスかどうかは別として、いずれ再開する積りですが、当面受信不能だということをお知らせしておきます。 秋を通り…

題詠100首選歌集(その31)

選歌集・その31 007:別(127〜151) (柳原恵津子)カメラ屋に別売りレンズ並びおりひとつひとつが位相を帯びて (真魚)別人のふりして素知らぬ顔をして同じ車両に前夫は乗りぬ 014:更(102〜126) (牧童)またひとつ色を失い更ける夜に 芒ばか…

名乗り(スペース・マガジン11月号)

例によって、スペース・マガジン(日立市で刊行されているタウン誌)からの転載である。 [愚想管見] 名乗り 西中眞二郎 国会の議員会館に議員を訪問すると、入口の受付で、氏名や所属、用件などを受付票に記載し、電話で取り次いで貰う仕組みになっている。…

題詠100首選歌集(その30)

選歌集・その30 013:極(102〜126) (新藤ゆゆ)暫くはぼんやりしてていいのかもしれない空は極めてあおい (今泉洋子)前置きを激暑極暑と書き出せばなほ暑くなる真夏日の午後 (白亜)極小の単位さしつつ君は説く 消えゆく星の砂のながれを 028:…

題詠100首選歌集(その29)

選歌集・その29 006:券(126〜150) (深森千夜)君と観た映画の半券貼るたびに厚みを増していく革の手帳 (焼きみかん)母にあげた肩たたき券は使われることなく有効期限を過ぎた 011:習(102〜126) (ichiei)あいつから習った酒の飲み方を…