2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

題詠100首選歌集(その73、74&75)

昨夜はひさびさにカラオケに誘われて帰りは深夜になったので、選歌は後回しにしてしまった。今日はさすがに在庫が急増している。おそらく、今日の日付で、あと2つか3つ、選歌集を追加することになるのだろうと思う。(12:45記) 選歌集・その73 008…

題詠100首選歌集(その72)

さすがに、今日で4日選歌集が続いた。去年の今日は選歌集を2回掲載しているのだが、現在の在庫状況から見れば、今年の今日はこの1回だけになりそうだ。余すところ明日のみ。皆様のご完走をお待ちしています。 選歌集・その72 018:集(235〜259) …

題詠100首選歌集(その71)

残すところ後2日。さすがに一昨日から3日続いて、在庫の数が規定数(私が勝手に決めたもので、25首・10題)に達して、選歌集が続いた。おそらく、31日には、選歌集を3つか4つ載せることになるのだと思う。 選歌集・その71 032:ルージュ(202…

題詠100首選歌集(その70)

選歌集・その70 029:杖(207〜232) (佐山みはる)ガレージに置かれしままの父の杖白く乾ける泥も残りて (つばめ) 頬杖で待ち人のあるふりをするファストフードの二階の孤独 (八朔)冴え冴えと煌めく瞳そらさずに白杖のきみ真っ直ぐ歩む 030:…

題詠100首選歌集(その69)

締切り前の最後の週末も終わった。思ったほどは在庫が増えなかったが、これからがラッシュなのだろう。私もそろそろラストスパートを掛けることになるのだと思う。皆様のご完走をお待ちしています。 選歌集・その69 026:基(208〜232) (みち。) …

題詠100首選歌集(その68)

締切りもあと1週間になり、最終題も4周した。もっとも、二重投稿や誤投稿もあるので、「題100」の場合、まだ正味100首には達していないのだが・・・。 この分だと、完走者が150人くらいには達するのではないかと思っている。ちなみに、去年は、選…

題詠100首選歌集(その67)

選歌集・その67 033:すいか(183〜207) (夏椿)まどかなる光のなかに受胎せしすいかの蘂の黄の膨らめり (坂口竜太)一対の薩摩切子に朱に濡れたすいかのお酒淡くゆらめく (お気楽堂) 蚊遣り炊くついでに少し身のついたすいかの皮を虫かごにやる…

題詠100首選歌集(その66)

選歌集・その66 025:あられ(206〜230) (夏椿) ひなあられ食みつつ母と一年の闇を包みし薄紙ほどく (つばめ)菓子鉢の海苔巻きあられをつまみつつ今いくつかの決心をする (宵月冴音) ゆき・あられ・ひょうの違いは悲しみの含有量だという説が…

[火星人と徳山市]

火星人ゴーホーム

ご存じの方も多いと思うが、フレドリック・ブラウンの「火星人ゴーホーム」は、1955年に出版された有名なSF小説である。世界の至るところに火星人が突如出現し、人類が大混乱に陥るというユーモラスな作品で、私も随分前に読んだ記憶があるのだが、電…

題詠100首選歌集(その65)

8ヶ月間近く楽しんで来た題詠100首も、いよいよ大詰めに入った。最終題も、やっと3巡目終了。去年のデータを見たら、10月26日に3巡目が終了している。また、「選歌集・その65」は、最終日の10月31日になっている。こうしてみると、去年より…

題詠100首選歌集(その64)

選歌集・その64 012:ダイヤ(255〜279) (夏椿) ゆつくりと雨の離るる底辺にダイヤのひかり抱く瑠璃花 (水野加奈)このダイヤ死んだらあげるなど言ひてランチセットのパスタ待ちをり 016:%(242〜267) (今泉洋子)消費税五%になりてよ…

題詠100首選歌集(その63)

選歌集・その63 014:泉(240〜264) (吹原あやめ)黄泉路ではなにを祈ろう 眠れずに夜の水面をただよう海月 (夏椿)噴泉のしぶきは空に弧をえがき影は地表に直線をかく 015:アジア(242〜266) (寒竹茄子夫) アジアの岸辺を航(ゆ)く船の…

福田総理の退陣(スペース・マガジン10月号)

例によってスペース・マガジン(日立市で刊行されているタウン誌)からの転載である。 [愚想管見] 福田総理の退陣 西中眞二郎 安倍さんに続き、福田さんまでの突然の退陣には驚いた。福田さんがどのような心境で退陣の決意を固めたのか、その底にどのような…

[短歌]

題詠100首選歌集(その62)

<ご存じない方のために、時折書いている注釈> 五十嵐きよみさんという歌人の方が主催しておられるネット短歌の催し(100の題が示され、その順を追ってトラックバックで投稿して行くシステム)に私も参加して4年目になる。まず私の投稿を終えた後、例年…