2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

題詠百首選歌集・その8

大学のクラス会の本年度幹事をやっているのだが、今日が本年度の例会で、無事終わってホッとして帰宅した。ところが、報告の資料を早速作って会員に送ろうとしたら、プリンターの故障で印刷不可能、せっかくやる気になっていたのに、ちょっと拍子抜けしたと…

市町村数の変化の内容

市町村の人口の推移や合併の経過等を調べるのが私の最大の道楽で、一昨年には「市町村盛衰記――データが語る日本の姿」という本を、出版文化社から刊行した。その後、合併促進策により、市町村の合併が大きく進み、全国の市町村数は概ね半減した。性急な合併…

題詠百首選歌集・その7

選歌集その7。去年の選歌集は最後が「その70」だったから、今日でその1割になったところだ。ところで、去年の今日の欄を見たら、「選歌集その9」として46番の題まで掲載している。それだけで見ると、去年より少しペースが遅いということになるのだろう…

題詠百首選歌集・その6

選歌集・その6004:限(122〜146) (庄司庄蔵)胎内にいるとき限りの呼び名だよまだちょっぴりの君の名は〈ポコ〉 (詩月めぐ)限界を自分で決めてあきらめて飛び立つことを怖がっている (松本響)羽のある自意識さえも縛りつけ冬の鎖は無限のかたち…

題詠百首選歌集・その5

選歌集その5 001:始(143〜167) (岩崎圭司) 始まっていた場所だった(何故それに気付かなかった)海に雨降る (お気楽堂)始まりは覚えていない終わりには未だ程遠いそんな関係 (行方祐美)始まりはいつだったのと問う男に終わりを告げるわたくしの春 (…

題詠百首・選歌集その4

雪も降らない暖冬だと思っていたら、このところ寒い日が続く。我が家の狭い庭の杏も、はやばやと三分咲きになったと思ったら、いつまで経ってもそのままで、そのうちに風に吹かれて散り始めた。残った花芽も一向に花を持たない。どういう結末になるのか判ら…

題詠百首選歌集・その3&アクセス7万件突破

在庫がやっと規定件数(?)に達しました。選歌集その3をお届けします。毎度申し上げているるように、何の権威もない勝手な選歌ですから、お気に召さない点も多々あろうかと思いますが、私の遊びごころに免じてお許し下さい。 なお、このブログ、気が付いて…

[近況報告等}

題詠百首・私の投稿(091〜100)&完走報告

題詠百首、この数日、順序としては「選歌集」優先で考えていたのですが、選歌の在庫がなかなか貯まらないので、意に反して(?)私の投稿の方が先行してしまいました。なお、このうち、093の「祝」は、数年前に夢の中で作った作品です。 これにて、短歌関…

題詠百首・私の投稿(071〜090)

このブログの他の記事がお休みの日に、10首ずつ投稿する積りだったのだが、はじめたらエンジンが掛かってしまって、90番まで行ってしまった。これにてリーチ、残りは明日にでも投稿して、「完走」ということになるのだろう。じっくり見直そうとも思って…

西中さんと鈴木さん(スペース・マガジン3月号)

例によって、スペース・マガジンからの転載である。 [愚想管見] 西中さんと鈴木さん 西中眞二郎 先日大学同期の友人からメールが届いたのだが、内容がどうもピンと来ない。「どなたかとお間違えではないですか?」というメールをしたら、返事に曰く「娘の…

題詠百首・選歌集その2

私の勝手なルール(在庫25首以上の題10)が貯まるのに、少し時間が掛かった。これで10番まで出揃ったところだ。次に揃うには、また数日掛かるのだろう。なお、題の次の数字は、投稿サイトのトラックバックの数字。誤投稿や二重投稿もあるので、作品の…

日本語雑記帳(全面広告)

このブログにも何度か書きましたように、昨年5月に、「日本語雑記帳―――ことば随筆」という粗著を新風舎文庫から刊行したのですが、昨日同社から連絡があり、このたび増刷の運びになったとのことです。もしこれまでにお買い下さった方がおられるとすれば、厚…