自由の身になって3年

 南関東自転車競技会会長の職を退いて、この6月末で3年になった。任期を残して公職を退いた最大の理由は、65歳を過ぎたことを契機として経済産業省の傘を離れ、自由の身になって自由にものが言いたいということだったのだが、果たしてその意図に添っているのかどうか、3年という節目に振り返ってみた。こうしてみると、私なりに一応のことはやったような気もするし、無責任で気ままな単なる隠居暮らしだったという気もしないではない。
 こうして書き並べてみると、見方によっては露骨な宣伝のように見えるような気もするが、そこは「自己顕示欲の強い老人の気ままな回顧」ということでお笑いになってもやむを得ない。

○社会的貢献  
・全くなし

○生活
・自宅改築(16年10月〜17年3月)、この間、近所のアパートに仮住まい
・ゴルフは完全リタイア、カラオケは8割方リタイア
・パソコン開始(15年8月、なおワープロ歴は20年弱)、ブログ開始(17年4月)

○役職等    
南関東自転車競技会顧問(15年7月〜17年6月・非常勤無給)
・以前から引き続き、東京東和町人会会長(山口県大島郡東和町、一昨年10月に合併して周防大島町となったが東和町人会は存続)、東京大島郡人会副会長(東和町人会会長のため自動就任)
・通産・経済九州OB会会長(福岡通商産業局・現九州経済産業局)(16年1月〜18年1月)、同会顧問(18年1月〜)

○著書
・「歌集・春の道」を砂子屋書房から刊行(15年12月)
・「市町村盛衰記――データが語る日本の姿」を出版文化社から刊行(16年4月)
・「日本語雑記帳――ことば随筆」を新風舎文庫から刊行(18年5月)

○寄稿、投稿等    
朝日新聞折々のうた大岡信選)」に作品が掲載 「覚めてより耳に離れぬ唄のあり そがまた実に下らぬ唄にて」(16・8・26)、「新・折々のうた8(大岡信著)」(岩波新書)に同歌が掲載(17年11月)
・「スペース・マガジン」(日立市で刊行されているタウン誌)に、「愚想管見」とのコラムを毎月執筆(17年1月〜)
・「経済産業ジャーナル」(経済産業省の広報誌)に「続々々々市町村盛衰記」を寄稿(18年4月号)
・「日本語雑記帳――ことば随筆」(上述)が新風舎出版賞に入選(17年11月)
・「不確定小唄」が日本作詩大賞新人賞に入選(17年11月)
・「酒折連歌」に作品が次点入選(17年11月)(「短歌」(角川書店)18年4月号に掲載)
・全国短歌大会(現代歌人協会主催)佳作入選(16年、17年)
朝日新聞「声」掲載5回 「あの日の対応疑問増す2年(15・9・4)」、「右傾どこまで自民党に注目(16・1・11)」、「納得できない靖国参拝答弁(16・10・22)」、「違憲判決批判首相のおごり(17・10・3)」、「野党の責務を放棄しないで(18・4・4)」
・平成17、18両年、「題詠マラソン」(18年から「題詠100首」)に参加