題詠100首百人一首・前夜祭

        題詠100首・百人一首前夜祭
 
 題詠100首の勝手な選歌を続けて参りましたが、それを土台にしてこれまで同様百人一首を作る積りだということは、既に何度か申し上げて来たところです。現在鋭意作業(?)を進めており、明日中には何とかなるのではないかと思っております。
 
 骨組みだけ申し上げておきますと、100の題につき、それぞれ1人の作品を選びます。したがって、作者も100人ということになります。対象は、「題詠100首」の性格上、完走された方に絞りました。常連の実力者の方々で完走されなかった方も何人かおられますので、この点は少々迷ったのですが、やはり「百首完走」ということにこだわることにしたいと思います。今年完走された方は160人(去年は136人)ですので、完走者に絞っても十分選歌できると思っております。なお、完走されたにもかかわらず、完走報告をしておられない方が、2名おられましたが、私の勝手な判断で完走者として扱うことに致しました。
 なお、完走者のうち、選歌集で採らせて頂いた数を作者別にカウントしますと、50首以上:5名 40首以上:5名 30首以上:20名 20首以上:21名 15首以上:22名 10首以上:22名  以上合計95名となっております。できることならば、10首以上選歌させて頂いた方の作品は、原則として選ばせて頂くことにしようと思っておりますが、この点はまだ確実とは申せません。なお、選者の役得で、私の作品も1首入れさせて頂く積りです。
 
 最後に、これまでと全く同じセリフですが、さまざまな方々にお詫びと弁解を申し上げなければなりません。

 第1に、参加者全員の方々と短歌の神様にお詫び申し上げます。私より優れた方々も多数おられる中で短歌を選ぶという甚だ不遜な振舞いにつきましてのお詫びです。私の遊び心ということで、お許し頂きたいと存じます。
 第2に、選ばれなかった方にお詫び申し上げます。あくまでも私の「独断と偏見」による選歌ですから、ほかの方が選歌すれば、全く違う結果になったと思います。また、何分多くの作品からの選歌ですから、素晴らしい宝石を見落としている可能性もあろうかと思います。
 第3に、選ばれた方へのお詫びです。題と作者のマトリックスという関係で、参加者のベストの作品が選ばれず、御不満の方も多いと思います。この点は、選者たる私にも不満が残りますが、マトリックスに免じてお許し頂きたいと存じます。

 以上、お叱りを被る前に、予防線を張っておく次第です。これでも相当の労力の産物ではありますので、その労力と、繰り返しになりますが私の遊び心に免じてお許し頂きたいと存じます。
 本日申し上げたことは、現物と一緒の欄で、明日申し上げても良いことですが、本体がゴチャゴチャするのも気に入りませんので、予告編ということで、本日の欄に載せる次第です。それでは、あまり御期待なさらずにお待ち下さい。