題詠100首投稿(31〜40)
今日は選歌集にしようと思っていたのだが、私が勝手に決めたルール(在庫25首以上の題が10題)に届かないので、自作を投稿して掲載することにした。これで、後半はまたトップランナーになってしまった。
なお、038の「♡」がうまく送れず、主催者サイトでの表示は番号になっているが、これは「♡」と読み替えて(?)頂きたいというお願いをしたところだ。
題詠100首投稿(31〜40)
031:てっぺん
理容師の掲げる合せ鏡見ればてっぺんかなり薄くなりたる
032:世界
東京の冬は世界でベストだと言いし友あり朝晴れの道
033:冠
富士既に初冠雪というニュース聞きつつ都会の夏をむさぼる
034:序
咳をする人まだ残る場内にフィガロ序曲のやおら響けり
035:ロンドン
会議終えて一人歩みしロンドンの街には冬の日の差していき
036:意図
意図せざる反応あればとりあえず議論の流れに身を委ねいぬ
037:藤
藤棚は紫の色やや褪せて夜来の雨のまだ降りやまず
038:→
強すぎて♡(ハート)を貫通したる→(や)はどこのどなたに当たりしものか
039:広
六本木ビルの広場の夏祭田楽踊りしずしずと出づ
040:すみれ
こずえ しおり すみれ 三人姉妹の噂など話に花咲く古き日の会