平成25年年賀状

年頭に当たり、皆々様のますますの御健勝と御発展をお祈り申し上げますとともに、今後とも変わらぬ御厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
[近況]いつの間にやら、数え年の喜寿を迎えました。さしたる変化もない日常ですが、年齢相応にまずは元気に日を送っております。この歳になれば、それが一番のことかとも思います。なお、詳しい近況はブログに記載致しております。

     平成25年元旦              西中眞二郎(毛筆にて署名)
                             住所・電話番号(略)
                       E-mail nisinak001@@ybb.ne.jp
                 URL http://d.hatena.ne.jp/nishinaka/ 

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 以上が今年の私の年賀状です。本物はタテ書きです。このブログを通して御面識(?)を頂いた皆様にも、この場を利用して、上記年賀状により新年の御挨拶を申し上げます。なお、親戚や共通の知人あてのものは、文面を少し変えて家内と連名にしております。また、機械的に送られる迷惑メールを避けるため、このブログに転記したメールアドレスには「@」を一つ余計に記載しております。
 以前から申し上げておりますように、宛名と私自身の署名は、数年前まではすべて筆で書いておりましたが、筆書きもいささか重荷になり、宛名については、ほとんどパソコンに頼ることに致しました。高校生のころから毛筆による宛名書きを続けておりましたので、何だか手抜きをしたような「罪の意識」も感じておりますが、相当の負担軽減になったのは事実です。
 ところで、上記年賀状で、「詳しくは私のブログで」と書いておりますので、以下その「詳しく」を書かせて頂きます。
    <「詳しく」の中身> 平成25年1月1日現在

 早いもので、通産省を退官してから25年半、最後の職場の南関東自転車競技会会長の職を退いて9年半になりますが、まずは元気に、さほど退屈もせずに日を送っております。いろいろ気が多いものですから、自分なりに結構忙しくしていると申しても良いのかもしれません。
 ワープロからパソコンに切り替えてから9年強、ブログをはじめてから8年弱というパソコン歴ですが、いまや、パソコンやブログのない生活は考えられないような状況でもあります。
 以下、年賀状の補足として、少々近況報告をさせて頂きたいと存じます。

① 五十嵐きよみさんという歌人の方が主宰しておられる「題詠100首」というネット短歌の催しに参加しているのですが、去年は参加者の方の作品16,561首を勝手に順次選歌し、このブログに65回にわたって選歌集を掲載しました。また、その締めくくりとして、催しの終了後、全く勝手・気ままな試みとして、「題詠100首・百人一首」を作り、12月4日のブログに掲載しております。これも昨年で8年目になります。
② NHKの地デジ1チャンネルのホールドオンというクイズ番組に参加し、去る12月5日に放映されました。私の得意とするような問題が全く出ず、至って不本意な成績でした。我ながら年甲斐もないミーハーぶりを露呈し、しかも成績不良でしたから、黙っていたいところですが、私にとって昨年のニュースだったことに違いはないので、あえてご披露致します。なお、司会者(タレントの山口智充さん)のインタビューの際には家内も登場しましたので、これもささやかなニュースです。
③ 日立市で刊行されている「スペース・マガジン」というタウン誌に、「愚想管見」というコラムを持たせて頂き、毎月思いつくままに勝手なことを書いております。早いもので、去年で丸8年になりました。このブログに毎月(10日前後)転載しております。もともとは肩の凝らないものをという積りだったのですが、世の中言いたいことも多く、不本意ながらお堅いテーマが多くなっています。今年あたりから、軽い話に方針転換したいのですが、果たしてどうなりますか・・・。
④ 昨年から、「ねりま演劇を観る会」という会に参加し、2月に1回、家内ともども近くの練馬文化センターでさまざまなジャンルの観劇をしております。余計な選択や判断をすることなく、いわば自動的に見る機会が与えられるということがメリットかと思っております。
⑤ 郷里山口県の「東京東和町人会」の会長を11年間、同じく「東京大島郡人会」の会長を2年間務めた後、平成22年に次の方にバトンタッチ致しましたが、両会とも引き続き顧問を務めております。なお、「東和町」は、瀬戸内海で小豆島に次いで大きい周防大島の東端の町で、平成の大合併で島内の4町が合併した結果「周防大島町」の一部になっているのですが、合併前の旧町人会は4町ともそのまま存続しているものです。
⑥ 私の出身高校のある広島県呉市の委嘱を受けて、ここ数年、「くれ観光特使」なるものを仰せつかっております。呉市から頂いた観光特使の名刺の裏が、市内の各種施設の無料入場券になっていますので、私のその名刺の裏側は有価証券(?)です。ご希望があればお送りしますので、お申付け下さい。
⑦ 平成18年5月に「日本語雑記帳―――ことば随筆」(新風舎文庫)を、平成22年11月に「第三歌集・古希前後」を北溟社から刊行しましたが、このところ新著の出版のタネもなく、おとなしくしております。
⑧ ザル碁の話になりますが、私の棋力は弱い4段といったところです。目下の手近な碁敵は家内であり、家内は私に4子くらいですから、級位の上の方といったところなのでしょうか。特別のことがない限り、ほとんど毎日2〜3局くらい打っていますから、局数だけで言えばギネスブック・クラスだと思いますが、お互いにあまり上達しているとも思えません。家内との碁のほかに、プロの先生に打って頂く会にも、二つ参加しております。
⑨ ついでに家内のことに触れておきますと、相変わらずささやかな庭いじりに没頭しており、近所の方から褒められるのが最大の喜びのようです。


 この1年の近況をやや詳しく申し上げれば、以上のようなことです。こうして整理してみますと、従来にも増して「余りたいしたことはしていないな」ということを、改めて感じます。年賀状本文に書きましたように、この歳になれば、「夫婦ともに元気で、さほど変わったこともない」というのが何よりの朗報なのかも知れませんし、ニュースが年齢とともに減って来るというのも朗報の一つなのかも知れません。