平成26年年賀状

年頭に当たり、皆々様のますますの御健勝と御発展をお祈り申し上げますとともに、今後とも変わらぬ御厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
[近況]昨年秋、金婚式を迎えました。格別の祝宴も致しませんでしたが、お互いにまずまず元気で暮らしていることが、何よりのお祝いだと思っております。雑文書き、ブログの作成その他、パソコンの前に坐っていることが多い日常です。なお、詳しくはブログに記載致しております。

  平成26年元旦        西中眞二郎(毛筆にて署名)
                      住所・電話番号(略)
               E-mail nisinak001@@ybb.ne.jp
         URL http://d.hatena.ne.jp/nishinaka/ 

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  以上が今年の私の年賀状です。本物はタテ書きです。年賀状を省略した方々や、このブログを通して御面識(?)を頂いた皆様にも、この場を利用して、上記年賀状により新年の御挨拶を申し上げます。なお、親戚や共通の知人あてのものは、文面を少し変えて家内と連名にしております。また、機械的に送られる迷惑メールを避けるため、このブログに転記したメールアドレスには「@」を一つ余計に記載しております。
 以前から申し上げておりますように、宛名と私自身の署名は、数年前まではすべて筆で書いておりましたが、宛名書きはいささか重荷になったので、数年前からパソコン書きにウェイトを移し、今年から全面的にパソコンに頼ることに致しました。高校生のころから毛筆による宛名書きを続けておりましたので、何だか手抜きをしたような「罪の意識」も感じておりますが、相当の負担軽減になったのは事実です。
 ところで、上記年賀状で、「詳しくは私のブログで」と書いておりますので、以下その「詳しく」を書かせて頂きます。
    <「詳しく」の中身> 平成26年1月1日現在

 早いもので、通産省を退官してから26年半、最後の職場の南関東自転車競技会会長の職を退いて10年半になりますが、まずは元気に、さほど退屈もせずに日を送っております。いろいろ気が多いものですから、自分なりに結構忙しくしていると申しても良いのかもしれません。
 ワープロからパソコンに切り替えてから10年強、ブログをはじめてから9年弱というパソコン歴ですが、いまや、パソコンやブログのない生活は考えられないような状況でもあります。
以下、年賀状の補足として、少々近況報告をさせて頂きたいと存じます。

(1)五十嵐きよみさんという歌人の方が主宰しておられる「題詠100首」というネット短歌の催しに、このところ参加しているのですが、去年は参加者の方の作品11,033首を勝手に順次選歌し、このブログに40回にわたって選歌集を掲載しました。また、その締めくくりとして、催しの終了後、全く勝手・気ままな試みとして、「題詠100首・百人一首」を作り、12月4日のブログに掲載しております。これも昨年で8年目になります。
(2)日立市で刊行されている「スペース・マガジン」というタウン誌に、「愚想管見」というコラムを持たせて頂き、毎月思いつくままに勝手なことを書いております。早いもので、去年で丸9年になりました。このブログに毎月(10日前後)転載しております。もともとは肩の凝らないものをという積りだったのですが、世の中言いたいことも多く、不本意ながらお堅いテーマが多くなっています。今年あたりから、軽い話に方針転換したいのですが、果たしてどうなりますか・・・。
(3)朝日新聞の「声」欄に時折投稿しているのですが、去年は3回掲載されました。3月5日の「何が民意なのか」、8月9日の「法制局人事」、11月14日の「安倍政権による人事の私物化」です。いずれも当日かその直後のブログに掲載しております。
(4)一昨年から、「ねりま演劇を観る会」という会に参加し、2月に1回、家内ともども近くの練馬文化センターでさまざまなジャンルの観劇をしております。余計な選択や判断をすることなく、いわば自動的に見る機会が与えられるということがメリットかと思っております。
(5)郷里山口県の「東京東和町人会」の会長を11年間、同じく「東京大島郡人会」の会長を2年間務めた後、平成22年に次の方にバトンタッチ致しましたが、両会とも引き続き顧問を務めております。また、歴代九州経済産業局長(私の在勤当時は福岡通商産業局長)の会の、代表世話人を務めております。
(6)私の出身高校のある広島県呉市の委嘱を受けて、ここ数年、「くれ観光特使」なるものを仰せつかっております。呉市から頂いた観光特使の名刺の裏が、市内の各種施設の無料入場券になっていますので、私のその名刺の裏側は有価証券(?)です。ご希望があればお送りしますので、お申付け下さい。なお、昨年秋、母校である呉三津田高校の同期会が3年ぶりに開かれ、呉市で懐かしい面々にお会いして来ました。
(7)平成18年5月に「日本語雑記帳―――ことば随筆」(新風舎文庫)を、平成22年11月に「第三歌集・古希前後」を北溟社から刊行しましたが、このところ新著の出版のタネもなく、おとなしくしております。
(8)ザル碁の話になりますが、私の棋力は弱い4段といったところです。目下の手近な碁敵は家内であり、家内は私に4子くらいですから、級位の上の方といったところなのでしょうか。特別のことがない限り、ほとんど毎日2〜3局くらい打っていますから、局数だけで言えばギネスブック・クラスだと思いますが、お互いにあまり上達しているとも思えません。家内との碁のほかに、プロの先生に打って頂く会にも、二つ参加しております。
(9)ついでに家内のことに触れておきますと、相変わらずささやかな庭いじりに没頭しており、近所の方から褒められるのが最大の喜びのようです。


 この1年の近況をやや詳しく申し上げれば、以上のようなことです。こうして整理してみますと、従来にも増して「余りたいしたことはしていないな」ということを、改めて感じます。この歳になれば、「夫婦ともに元気で、さほど変わったこともない」というのが何よりの朗報なのかも知れませんし、ニュースが年齢とともに減って来るというのも自然な姿なのかも知れません。