題詠100首投稿(096〜100)&完走報告

    題詠100首投稿


096:翻
日の丸の:翻るを見て心地良く感じておりし時期もありたり
097:陽
紫陽花も薔薇も芽吹きし狭き庭に積もらぬままに雪降りしきる
098:吉
夕立にビルは煙りて不吉めく闇の中へと車は進む
099:観
観光バスホテルの前に着きたるらし朝寝の窓に笛の聞こゆる
100:最後
この旅が最後の旅かも知れないと思ったりする齢となりたり


     完走報告

 さきほど完走致しました。投稿済みの題につき選歌集をブログに載せ、自分の投稿とジグザグに進める方針でしたが、選歌の在庫がなかなか貯まらないため、ついつい自作の投稿がずっと先行してしまいました。貴重な機会を与えて下さった五十嵐さんその他の関係者の方に、心から御礼申し上げます。これからは選歌集に専念することになります。