題詠100首投稿(036〜040) 

              題詠100首投稿


036:バス
 斎場にバスにて向かうたそがれは見知らぬ街に夕日差しおり
037:療
 療養所昔ありたる高原の村美しく風立ちており
038:読
 このところ本読むことの減りたると思いつ書店の前歩みおり
039:せっかく
 せっかくのお誘いなれど寒いのは苦手なのでと断りており
040:清
 清水寺三年坂から八坂の塔歩き疲れて宇治アイス食う