題詠100首投稿(061〜065) 

自作の投稿より選歌の方を進めたいのだが、「在庫25首以上のお題10題」という勝手な選歌集基準になかなか届かない。そんなわけで、心ならずも(?)粗製濫造の自作を先行させざるを得ないというのが正直なところだ。


             題詠100首選歌集


061:宗
 灯籠も軒灯もみな灯の点きて真言は光の宗教なるか
062:万年
 ほとんどメールたまの手紙はボールペン万年筆とは縁遠くなりぬ
063:丁
 店閉じし料亭多き横丁を行けば二月の風の冷たき
064:裕
 欲言えばきりのないことではあるがまず余裕ある日々と言わむか
065:スロー
 気まぐれにアンダースローで投げてみて三振とりしこともありたり