2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

題詠百首・私の投稿(061〜070)

引き続いて題詠百首投稿。選歌集を間に挟もうと思ったのだが、まだ在庫が貯まらないので、私の投稿を先行させた。 061:論 いかほどの見識持ちて語れるや経団連の憲法論議 062:乾杯 栓抜きがないぞと叫び乾杯の音頭取る人うろたえており 063:浜 ひたひたと…

題詠百首・私の投稿(051〜060)

またセッカチが頭を擡げて来て、60まで投稿。毎日10首ずつ投稿するのも悪いペースではないのかも知れない。 051:宙 宙天に赤き星一つ輝くを火星ならむと湯船に浸る 052:あこがれ あこがれといらだちあまた抱えいし青春の日は遠くなりたり 053:爪 地に…

題詠百首・私の投稿(041〜050) 

これにて折り返し点。もう少し投稿しようかとも思ったのだが、良く見たら私の前を走っているランナーはお一人だけになってしまった。少しペースを落とそうかと迷っているところだ。 041:障 歳末の母を手伝う障子貼り幼き日々の冬寒かりき 042:海 機にあれ…

題詠百首・選歌集その1

昨年、一昨年に続き、選歌をはじめます。一昨年以降何度かお詫びや弁解を致しましたように、これは私個人の全く無責任かつ勝手気ままな選歌であり、また、何分多くの作品を対象とした刹那的な選歌ですから、私の物差し自体も「伸び縮み」している可能性があ…

題詠百首・私の投稿(021〜040)

題詠百首第3便。どうも操作をはじめると、次々に進めてみたくなる。今日はこれにて終りにしよう。 021:競 行けど行けど石州瓦の家ばかり屋根光らせて妍競いおり 022:記号 記号めく絵文字も混じえしメール来て判らぬままに少し楽しき 023:誰 誰もみなザッ…

題詠百首・私の投稿(006〜020)

第2便である。昨日も書いたように、一応の候補は最後まで出揃ったのだが、今日のところはボチボチと行くことにして、そろそろ選歌に掛かってみようかとも思う。いずれ明日あたりから、集中豪雨的にまとめて投稿するのかも知れない。 006:使 さまざまな色の…

題詠百首・私の投稿(001〜005)

題詠百首がはじまった。これで3度目の参加である。今年の場合、多くの題は2月半ばから示されていたので、事前の準備をかなり進めることができた。このため、出来、不出来は別として、一応100首完成しているのだが、先の長いことだから焦ることもあるま…

続・都知事選と私の頭の中のモヤモヤ(完結編)

都知事選の有力候補もあらかた出揃ったようだ。先日もこのブログに書いたように、「反石原」ということで出馬しようかというモヤモヤが私の頭の中にあったのだが、こうなってみると、そのモヤモヤは捨てた方が良さそうだ。当選するしないという話以前に、「…