2005-01-01から1年間の記事一覧

有料オプションに昇格の弁

これまでは、このブログ、「はてな」の無料サイトを利用していたが、昨夜から有料に「昇格」した。 この春にブログを開設した際、「果たして初心者でもうまくやれるのかどうか、それにどれだけ続くのか」等自信のない点が多かったので、ずっと無料のままで走…

「杳」という字の訓読み

このブログで何回か取り上げたのだが、題詠マラソンという催しに参加して、参加者の方々の百人一首を作ったりした。そのために、3万首を超える参加作品にざっと目を通したのだが、その中で、読みの判らない漢字がある。それは、「杳」という字である。 我々…

日本語と遊ぼう会(読むクスリより)

全くの私の自慢話である。平成7年はじめ週刊文春の「読むクスリ」という欄の一部に私が登場し、その後、その記事をまとめた単行本や文庫本が文芸春秋社から発行された。その私関係の部分の抜粋である。 読むクスリ 23 上前淳一郎(1995・6・15 株…

悲しき十二歳(小泉批判、スペースマガジンより)

暫く題詠マラソン関係が続いたので、そろそろ別の話題にしたい。例によって、スペース・マガジン(日立市で発行されているミニコミ誌で、私がコラムを持たせて頂いている。)からの転載である。ちょっと激し過ぎるかなと少々気になってもいたのだが、同誌の…

[題詠マラソン] [予選通過作の数・題別一覧]

題詠マラソン百人一首・あとの祭

10月末が題詠マラソンの締切りだったので、このところその関係のものばかりが続いた。これにて一連の記事は一応終了である。これからは、また元来の怠け者の「雑食ブログ」に戻して行きたいと思う。 題詠マラソン百人一首「あとの祭」 一昨日「前夜祭」を…

題詠マラソン・百人一首

題詠マラソン百人一首 001:声 高崎れい子 「ピアノのねミからラまでしか息できない」喘息少女は小声で話す 002:色 近藤かすみ 大空を見上ぐる瞳その数とおなじ数だけある空の色 003:つぼみ 高澤志帆 春のつぼみひらきはじめていつもよりおほくまはれる回転木…

[題詠マラソン]

題詠マラソン・百人一首前夜祭

題詠マラソン百人一首前夜祭 やっと終わりましたね。出走された皆様、長丁場を走り抜けお疲れさまでした。また、主催者の皆様、いろいろお世話になりありがとうございました。得難い機会を作って頂き、感謝致しております。予告編ばかり多かった「題詠マラソ…

題詠マラソン秀歌選(過去ログ181〜184+α)

題詠マラソンもやっと終わった。自ら好んで忙しい思いをしてしまったが、これは自業自得と言うしかない。秀歌選も、やっとこれにて終わりである。 題詠マラソン秀歌選・過去ログ181〜184+給水所その他021:うたた寝 村田馨 心地よき揺れにまかせてうた…

題詠マラソン秀歌選(過去ログ171〜180)

またしても題詠マラソン。いやあ、最終日ともなれば大変なものだ。現在締切り10分前だが、過去ログは184まで溜まっている。できれば秀歌選は今日ケリを付けて、明日から百人一首に掛かりたいと思っていたのだが、この分では、最終秀歌選は、明日に持ち…

題詠マラソン秀歌選(過去ログ161〜170)

またまた題詠マラソン秀歌選。ゴールとなればさすがにペースが速い。ひところは1月経ってようやく過去ログが10溜まっていたものが、今日はほとんど1日で10溜まってしまった。追い付くのも大変だ。まあ、余計なことは言わずに、私もラストスパートを掛…

題詠マラソン秀歌選(過去ログ151〜160)

引き続き、題絵マラソン秀歌選。数日前にはこれくらいで終わりかと思っていたが、終盤になってランナー目白押しで、この分だと後2回くらい続くのかも知れない。いよいよ後3日だ。 考えてみれば、他の方の短歌を選ぶということは、自分の鑑賞眼を試されてい…

題詠マラソン秀歌選(過去ログ141〜150)

題詠マラソンも、あと1週間でゴールである。最後の追い込みと見え、ペースも随分上がって来た。百人一首を作ると宣言し、秀歌選を始めた以上、いまさらギブアップするわけにも行かない。余計なことをするんじゃなかったと半ば後悔しつつも、過去ログが10…

手紙と返事(スペース・マガジン)

例によって、スペース・マガジンからの転載である。 [愚想管見] 手紙と返事 西中眞二郎 先日テレビを見ていたら、ある番組で石川啄木の書簡に百万円を遥かに超える値段が付けられていた。その書簡の史料的価値等にもよるのだろうが、結構な値段に驚いた。…