2007-01-01から1年間の記事一覧

題詠百首選歌集・その46

”留守をして我がパソコンに貯まるのは迷惑メールと選歌の在庫” 2日間の短い旅をして来た。帰って来ると、迷惑メールを消すのがまず一仕事である。選歌の方は、私のルール(在庫25首以上の題が10題)にはまだ届かないだろうと思っていたのだが、ちゃんと…

題詠百首選歌集・その45

選歌集・その45 030:いたずら(128〜153) (里木ゆたか) 珍しく君の仕掛けるいたずらを受けて知りけるやわらかき距離 (ハルジオン)ここにいるいたずらっ子に逢いたいとセピアカラーのアルバムめくる (わたつみいさな。)いたずらですませられない…

題詠百首選歌集・その44

このところ雨催いのはっきりしない天気が続いたが、今日の夕方は久々の快晴だ。もっとも、気温も大分上がったようで、久々にエアコンをつけて、選歌を整理している。 選歌集・その44 023:誰(151〜177) (みずすまし) 誰とてもわからぬ街にただ独…

安倍総理退陣

安倍総理退陣のニュースには、心底驚いた。年齢ととともに、たいていのことには驚かなくなった積りだったのだが、今度という今度は、本当に驚いた。 「洋上補給に政治生命を賭ける」という類の先日の安倍総理発言に関し、10日のブログに「意地悪く言えば、…

題詠百首選歌集・その43

このところ、降ったりやんだりの天気が続き、気温も大分下がって来たようだ。「秋霖」と呼ぶにはまだ早いのだろうが、秋の爽やかさはほとんど感じられないこのところの天候だ。投歌のペースは少し上がって来たような気もする。 選歌集・その43022:記号(1…

参院選雑感(スペース・マガジン9月号)

例によって、スペース・マガジン(日立市で刊行されているタウン誌)からの転載である。実は、選挙の直後にこのブログに載せたものに肉付けしたものなので、それと重複している部分も多い。(これは同誌の編集者と読者の方には、内緒の話・・・。) 折しも、…

題詠百首選歌集・その42

選歌集・その42 011:すきま(207〜231) (藤生 琴乃) 僕じゃない頃の日記を読み返し記憶のすきま埋める毎日 (moco)初夏(はつなつ)の淡い光を掻き集めスーツケースのすきまを埋める (大辻隆弘) 夏雲のすきまの青を埋めてゆく雲それさへも影に…

題詠百首選歌集・その41

今日、明日と東京も台風らしい。いまは降っていないが、時として激しい雨が降る。仕事から離れた身としては、夜に出掛ける機会は比較的少ないのだが、皮肉なことに、今日、明日に限って夜の会合がある。いささか億劫なところではあるが、今日のパーティーは…

題詠百首選歌集・その40

このところぐっと涼しくなった。もっとも明日あたりからまた夏の戻りがあるらしい。涼しくなるのはありがたいことではあるが、夏が終わるのも何となくもの寂しいものだ。 選歌集・その40035:昭和(110〜134) (萱野芙蓉) 文机に伯父はひつそり蒐集す…

題詠百首選歌集・その39

「残暑」というよりは、「夏 真っ盛り」のような酷暑が続く。もっとも、今日は一息ついたところだが、また明日からは暑くなるようだ。このところ何となく疲労感がある。夏負けなのか、それとも年齢とともに常に疲労感が付いて回るようになるのか。年齢のせい…

題詠百首選歌集・その38

お盆も終戦記念日も終り、いつしか8月も20日となった。一昨日だったか少し涼しい夜があったが、早速秋の虫がかぼそい声で鳴いていた。再び暑くなった今夜あたりはどうなのだろう。選歌の在庫も、やっと規定数(?)に達した。 選歌集・その38 006:使(…

人口階層別人口伸び率(平成12年→17年)

ときどき書いているように、市町村の合併の推移や人口の推移等を調べるのが私の最大の道楽で、その産物を出版したこともある。平成17年調査の結果も、折りに触れて書いているが、今日は、平成12年の人口による市町村の階層に応じて、それぞれのランクの…

題詠百首選歌集・その37

梅雨が明けて、暑い日が続く。ヒロシマ、ナガサキ、いずれも暑い日だったのだろう。その一瞬がなければ命永らえたであろう人々、そしていずれ生まれたであろうその人々の子や孫・・・、その瞬間に、この地球は、別のパラレル・ワールドに移行してしまったよ…